先ごろ公式サイトがリニューアルされた、女優の「のん」の再ブレイクはあるのか──。
「刷新されたサイトは、黄色が基調の勢いを感じさせるデザイン。同時に公開された宣材用の写真も、手にマイクを持ちギターを提げたのんが、力強く目線をこちらに向ける躍動感のあるものになっています」(芸能ライター)
のんはこれに合わせ〈早く一新したくて、2019年始まで待たず、年の瀬のこのタイミングで発表しました。気持ちが抑え切れないのがのんです〉とコメントを出し、まずは12月23日に横浜で行われるワンマンライブ、今年9月に台風で中止となった公演の“リベンジライブ(2月14日=川崎)”に向けての意気込みを語っている。
「横浜のライブはすでに売り切れており、サイトが12月1日にプレオープンした際にはアクセスの集中で、しばらくつながりにくい状態が続いたほど。いろいろあった彼女ですが、まだそれだけ注目度を維持しているということです」(レコード会社関係者)
のんは2015年、前事務所・レプロエンタテインメントからの独立騒動を起こし、それまで使っていた「能年玲奈」の芸名が使用不可となったために「のん」に改名。しかし、個人事務所への移行とともに完全に干される状態が続いた。
「今年4月になり、レプロの公式サイトから『能年玲奈』の名が消え、10月には“和解説”も飛び出したことから、ようやくトラブルが完全解決されたかに見えた。しかし、しこりはいまだ残っているとされ、人気タレントが多く在籍しているレプロに対し民放各局が忖度している状況は変わっていない。そのため、のんサイドとしては、他のタレントやテレビ局との関わりを必要としない、アーティスト活動からの活路を見出そうとしていると考えられるんです。つまり今回出された宣材写真が、その来年以降の方向性を物語っているというわけです」(芸能プロ関係者)
女優復活が先か、忘れ去られるのが先か。まだしばらくは粘りの時が続きそうだ。