この正月一番の話題となった、ZOZO前澤友作社長による“1億円お年玉企画”。発表通り1月8日には当選者に連絡通知がいき、前澤社長も「誰も損してないし、楽しいし夢があるから盛り上がったんだと思うけど」と満足げだが、一部ではやはり、疑問の声があがっている。
SNS上では、100万円をゲットしたと思われるアカウントを調べ上げ、当選者の特徴を分析するツワモノも登場。それによれば、【1】100万円でやりたいことを明確に書いている、【2】アカウントネームが実名もしくは芸名、【3】アイコンが本人と思われる写真を使用している──これらをクリアしている人が当選していたという。
「前澤社長の当初のツイートをよく見てみるとわかるのですが、ひと言も“抽選で当選者を選ぶ”とは書いていない。こうしたことから、抽選ではなく吟味した上で当選者を選んだと見られます。しかも、選ばれた人は100万円の明確な使い道を打ち出していた場合が多く、いかにもメディアで取り上げられやすい人物ばかり。そこで当選者が前澤社長への感謝を伝えれば、宣伝効果は抜群ですからね」(テレビ関係者)
当初は、“宣伝とはいえ1憶円を出すほどの効果はない”と見られていたが、さすがは前澤社長といったところか。しかし、この手法に批判の声があがっているのも事実だ。
「すでに当選者には、その後の使い道についてテレビ局の取材が殺到しているそうで、しばらくは前澤社長の話題が続きそうな気配。しかし、人気ユーチューバーを選ぶなど、あからさまなヤリ口に、《選考ならはじめから言え!》といった出来レースじゃないか?という批判が相次いでいるんです」(ネットウオッチャー)
結局、金のバラ撒きは妙な空気を生むということか。