スポーツ

直接原因は「ファンの腕引っ張り」ではない?松坂大輔「引退危機」の真相とは

 沖縄・北谷キャンプでファンに右腕を引っ張られて違和感を覚えたことを数日後の2月11日に球団が発表した中日・松坂大輔。沖縄の病院で検査を受け「右肩の炎症」と診断され、セカンドオピニオンとなる関東のかかりつけの病院でも同様の診断を受け、「脱臼には至っていないが、関節がずれたような状態」であることが明らかにされた。治療に専念するため沖縄キャンプに再合流せず、名古屋でリハビリを続けている。

「開幕は絶望でしょう。それどころか今季絶望の危険性さえあります」(スポーツ紙デスク)

 本来、松坂のキャンプ調整は投げ込み型だ。レッドソックス時代には球数制限されて極秘で投げ込みを行っていたほど。15年に右肩を手術して以降のソフトバンク時代、宮崎キャンプで200球近く投げ込んだこともある。その松坂が今キャンプではまったくブルペンに入らなかったのだ。

 1度だけブルペンに入ったが、マウンドを使ってのシャドーピッチング。第3クールからブルペンに入るという見通しが語られていたが、実は、投げたくても投げられない事情があったという。

 松坂は米国永住権取得手続きのためにキャンプ開始直後の2月4日に急きょ渡米したが、事前にはチームのごく一部の上層部にしか伝えられていなかったため、「松坂が空港にいた」との情報がツイッターで流れた時、トレーナー陣が「ケガの治療か」と、パニック状態になったというのだ。

「“自分らの知らないところで治療に行ったんだ”と勘違いして、一時、大騒ぎになったそうです。それほど右肩の爆弾は不安視されていたのでしょう。故障持ちのプロ野球選手の体は繊細。松坂の右肩は、ちょっとした衝撃で負傷してしまうくらいガタガタだったようです」(前出・球団関係者)

 小康状態にあった松坂の肩は、最終的にファンの暴挙が引き金となって爆発してしまったようだ。さらには「引退危機」にまで発展していた騒動の概要は3月5日発売の週刊アサヒ芸能3月14日号で詳細にレポートしている。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」