3月12日に薬物使用の疑いで逮捕されたピエール瀧。所属先のソニー・ミュージックレーベルズは瀧容疑者がメンバーとなっている「電気グルーヴ」関連のCDや映像商品の出荷停止や、店頭からの回収、デジタル配信の停止も決定。15、16日に都内で開催予定だった全国ライブツアーのファイナルライブも中止となった。
瀧容疑者とともに電気グルーヴのメンバーである石野卓球も、23日に単独出演する予定だった北海道でのイベント出演が見送られ、その告知文とともに石野は〈だとよ〉とだけ自身のツイッターに投稿。石野は、これが瀧容疑者の逮捕後初のツイッター投稿だったため、注目が集まった。
そんな状況で大反響を呼んでいるのが「関西電気保安グルーヴ」の動画だ。これは、近畿地方で電気点検を手がける「関西電気保安協会」と石野がコラボしたPR動画で、同協会によると「ピエール瀧さんは、この動画の製作にまったく関与していません。今後も公開を続ける方向で関係者と協議しています」とのことだ。そして、瀧容疑者逮捕後の3月14日18時現在でおよそ100万回も視聴されている。
「石野によるたった3文字だけのツイッター投稿に複雑な気持ちを感じ取っている人が多いようです。電気グルーヴの楽曲のほとんどは石野が手掛けており、瀧容疑者より“繊細でぶっ飛んだキャラクター”として知られているため、ファンの間では石野のメンタルを心配する声が続出しています」(女性誌記者)
ハイテンションな状態を持続する必要に迫られるため、「ミュージシャンを薬物で検挙するならツアー期間中」という鉄則通りにツアー期間中に逮捕された瀧容疑者。親友であり、相方である石野には今、どんな思いでいるのだろうか。