タレントの東国原英夫が連日にわたりツイッター上で一般ユーザーとの激しいバトルを繰り広げている。
第17代の宮崎県知事を務め上げ、衆院議員としての経歴も持つ東国原は頻繁に自身のツイッターアカウントで政治に関するツイートを投稿してきたが、これに対して8月11日、一般ユーザーから〈貴方は政治家を辞めてただのタレントになったんだから政治に口出すのは止めませんか? 俳句を捻っていて下さい。それならば応援します〉との指摘を受けると、〈一定の職業の人間は政治に関与するな、政治に対して物を申すなって、一体どういう教育を受けて来たの? 空恐ろしい〉と返答。
また、8月12日には〈このひと〉と前置きして、未成年が働く大人の人が性サービスを受ける店で〈遊んでて警察に事情聴取された人でしょ?〉とのヤジが寄せられると、〈そうです〉として、1998年に〈渋谷の〉〈店に行きました〉と即答した東国原は、続けて〈その店が、未成年の女性を雇用していた。僕は勿論、その女性が未成年だとは知らなかった。警察から、その店を摘発したいので協力(事情聴取)して下さいと申し出があり、協力したという経緯です〉と綴り、あくまで任意の事情聴取であることを強調。時に“淫行事件”“逮捕”などというワードが並べられ、いまだに誤解を招き続ける1998年の騒動の裏側を細かく説明している。
攻撃的なツイートや指摘にも然るべきリアクションを見せる東国原の性格を知ってか、彼に対する挑発のようなリプライは後を絶たないのが現状だ。
「先日の『プレバト!!』(MBS)での俳句盗作疑惑で騒がれた際にもそうでしたが、東国原のアカウントには様々なタイプのヤジが常日頃から飛び交い、中には名誉毀損に該当しそうな悪質なものも散見されます。そうした指摘やヤジに対し、あくまで冷静に筋道立てながら大人の説明で切り返す東国原には『20年しても言われるのは大変やな』『こんな馬鹿な奴は相手にしなくていいですよ。東さん、無視していいですよ!』『素晴らしいです。なかなか真実をオープンにはできません。尊敬いたします!』との同情や応援のコメントが寄せられました。“性サービスを受ける店へ行った”と包み隠さずに言い放つ潔さや、冷静に切り返す論理的な姿勢が評価されているようですね」(テレビ誌ライター)
理不尽な自身への物言いと日々戦い続ける一方、ファンからの気軽なコメントにも引用しながら対応することで積極的にコミュニケーションを図っている東国原。今や68万人を超えるフォロワー数を抱える大きなアカウントとなったのは、“どんな声”にも耳を貸し、時には熱くバトルするそのスタイルがウケているのかもしれない。
(木村慎吾)