「新しい元号を代表する女優になれたらいいなと思います」
昨年12月に行われた制作発表会見で、こう力強く宣言したのは戸田恵梨香(30)。新元号初のヒロインとして、今年10月から放送される朝ドラ101作目「スカーレット」に抜擢されただけに、現場では、4月からのクランクインに気合い十分なのだ。
「18年後期の『まんぷく』の安藤サクラ(33)、『なつぞら』の広瀬に続いて、オーディションではなくNHKのキャスティングで主演が決まりました。撮影拠点となる大阪での生活を楽しみにしていて、安藤にアドバイスをもらっているそうです」(芸能記者)
昨年には、新たな気持ちで撮影に挑むため、「断捨離」を敢行。その公私にわたる派手な捨てっぷりが話題になっているという。
「部屋にたまっていた服を捨てたり、携帯電話の連絡先を整理すると、10月にはインスタグラムに投稿した写真を削除。“男”捨離も決行して、セブ島デートが報じられ交際順調とみられていた成田凌とも別れました」(芸能記者)
これまでのキャリアをいったんリセットするほど、朝ドラへなみなみならぬ意欲を見せているのだ。
「心のリフレッシュだけではなく、長丁場の撮影に挑むため、体作りにも余念がない。もともと痩せているのですが、鏡を見ると太っていると思い込んでしまうようで、栄養補助食品で食事をすませて激ヤセしたことも。健康不安説が取りざたされたことで週1、2回ほど体を動かし、筋肉と脂肪を増やす食生活に取り組んでいます」(芸能プロ関係者)
そして4月スタートのドラマ「わたし、定時で帰ります。」(TBS系)で「働き方改革」の時代をテーマに、残業ゼロをモットーに働くヒロイン・東山結衣を演じるのが吉高由里子(30)。恋多き女優として知られ、16年7月には関ジャニ∞の大倉忠義(33)との交際を報じられていたが、すでに破局しているとか。
「昨年9月にはもう別れています。恋愛と仕事が直結するタイプなので、事務所側もコントロールするのが難しく、オフでも1日1回は、事務所に連絡を入れさせているそうです」(芸能プロ関係者)
まさに新元号に備えて「報連相」を課せられた吉高だが、その気分屋ぶりはつとに有名。撮影現場の士気も吉高の機嫌で左右されるため、スタッフは気が気でない様子だ。
「クランクイン前の顔合わせでもヒヤッとしました。台本を読むセリフ合わせで、吉高さんの機嫌が怪しかったんです。ただ、あとで聞いたらもともとセリフ合わせが苦手で、いつもどおりだったようで(笑)。現場では冗談を飛ばして場を和ませ、空気が重くなってくると共演者のユースケ・サンタマリアさん(48)に、『何かおもしろいこと言って!』とムチャ振りして、明るい雰囲気にしてくれるので助かっています」(現場スタッフ)
小悪魔のS系キャラは健在のようだ。一方、大倉との破局以降は男の噂が聞こえてこないが、最近ではもっぱら女子会でストレスを発散していた。
「30歳までに結婚したがっていましたが、もう焦りもなくなって、ハリセンボンの近藤春菜(36)と旅行に行ったり、フリーアナの有働由美子(50)と家飲みして、気分転換しているそうです。自分の中で翌日のセリフを覚えてから酒を飲むというルールを厳守し、毎回のように泥酔していると聞きました」(芸能記者)
すでに「平成の酒豪女王」の座を不動のものとしている吉高。それだけに、新元号では視聴率女優トップの座も狙っているようだ。