芸能

芸能界の「ご意見番」「人気司会者」通信簿(3)美川憲一の辛口は“生き残る術”

“芸能界のご意見番”といって真っ先に出てくるのが、美川憲一の名前だろう。

 去る3月22日に放送された「今夜解禁!ザ・因縁」(TBS系)では、現在は夜の街で働きながら芸能界復帰を狙う坂口杏里や、2017年に亡くなった父・平尾昌晃さんの遺産を巡って継母と骨肉の争いを展開中の平尾勇気に“説教”する、まさに美川にしかできない企画があった。

「『フリーって言ってカッコつけてるけど、行くところがないからでしょ』と坂口の逃げを許さず、平尾にも『ブランドを守っているんじゃなくて、お金を守っているだけ』と、誰もが思っていながら、言いづらい真っ向正論を突きつけ、視聴者の溜飲を下げてくれましたね」(テレビ誌記者)

 まさに、ご意見番という働きであったが、美川の場合は常に「法律違反の薬物に絡んでの逮捕歴もある美川が、どの口で人に意見を言えるのか」といった批判がつきまとう。

「14年には、ステージママとして知られていた宮沢りえの母親が亡くなったことを受け、美川はその母親の相談相手だったことを明かし、『頼まれてぶっ壊したのよ』と、りえと元貴乃花親方の花田光司氏との婚約を解消させたのは自分だとぶっちゃけて大ヒンシュクを買っている。10年から紅白出場もなくなり、テレビでの仕事が激減していた美川が、死人に口無しとばかりに存在をアピールしたかったのがミエミエでしたからね。他人をネタにして飯を食う手段は、今に始まったことではありません」(芸能記者)

 やっぱり、ご意見番…というよりも、問題児へのお説教係ぐらいがちょうどいいのかもしれない。

(露口正義)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論