女優の大島優子が、1年間のアメリカ留学で身に付けた英語力を披露してみせた。
6月24日に行われた、SFドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界3」(Netflix)の夏祭りイベントに、大島はあでやかな浴衣姿で登場。イベント中には初来日したキャスト陣のトークにふんふんとうなずき、同席したスピードワゴンの小沢一敬から「大島は会話がわかるんだ!?」と感心される場面も。また、好きなキャラを訊かれると「アイ・ライク・ダスティン」と英語で答え、ダスティン役のゲイテン・マタラッツォを喜ばせていた。
その大島は「ポートランドというところに留学していたんですよね」と、自身の留学先について言及。そのうえで「1年ちょっと行ってたんですけど、学校でこの作品の話題でもちきり」だったと語り、同ドラマのシーズン2が放送されていた当時の状況を説明した。このように留学の成果を披露した大島だが、彼女の説明にはひとつ、残念なポイントがあったという。アメリカ在住歴を持つライターが指摘する。
「大島が留学先をポートランドだと明かした時、アメリカに縁のある人たちは《どっちの!?》と思ったことでしょう。というのもアメリカには2つのポートランドがあるからです。日本人になじみ深いのは、東京からの直行便もある西海岸・オレゴン州のほう。一方で東海岸のメイン州にも同名の街があり、こちらは400年近い歴史を持つ港町で、オレゴン州のポートランドはこちらを市名の由来としています。アメリカでは両都市を区別するため“Portland,OR”“Portland,ME”と州名込みで表記するのが一般的。はたして大島がどっちのポートランドに留学していたのか、疑問は尽きません」
大島は15年に短期留学でニューヨークに滞在していたこともあり、ポートランドという地名に驚いたファンも少なくなかったようだ。そんな彼女がどちらの都市で英語を学んでいたのかは、すでに本人の口から明かされていたというのである。女性誌のライターがささやく。
「帰国後に大島は、女性誌『VOCE』の取材にて『いろいろと調べた結果オレゴン州のポートランドに決めました』と明かしていました。こちらのポートランドには日本人留学生も少なくないのですが、大島は留学中にはあえて別名で通していたそうで、自分の存在を隠し通せていたようですね」
大島は留学中、街も人も自然も気持ちがよく、本当に充実した日々を送ることができたという。どうやら彼女にとって1年間の留学は、実り多かったようだ。
(金田麻有)