不可解な態度急変。なぜ吉高は目に入れても痛くないほどだった土屋に冷たく当たるようになったのか。
「吉高が急にツンケンしだした理由については、各方面でさまざまな情報が流れているのですが、最も有力視されているのが、自身のポジションを脅かすまでになった『ライバル女優』としての土屋の台頭です。いつまでも馴れ合いの関係ではいけないと思ったのでしょう」(芸能プロ関係者)
土屋の存在に危機感を抱いた背景には、みずからの主演作に対する思い入れも影響していたと見られる。
「吉高にとっては、ハードなシーンにも挑み、『女優人生をかける』と言い切っていた『ユリゴコロ』での演技が、『8年越しの花嫁』で、お涙ちょうだいの芝居に終始した土屋と同じ評価だったことが不満でならなかったのです」(映画関係者)
本格派トップ女優の「縄張り」を土屋に荒らされたことへの怒りが爆発したのだ。
現場では虫の居所が悪くならざるをえない出来事も重なってしまった。スポーツ紙芸能担当記者が言う。
「この年、彼女たちを抑えて最優秀主演女優賞に輝いたのは、吉高が10年来、同じ“塩顔”のライバル女優として意識している蒼井優(33)。むしろ機嫌が悪くならない理由を見つけるほうが難しいほどでした」
土屋にしてみれば、とんだトバッチリだったかもしれない。亀裂修復は今もならず「完全決裂」は依然として続いているという。
「つい最近、関係者との会話で土屋の話題が出た際にも吉高は、名前を決して出さず『あの女優さん』呼ばわりで、周囲をアゼンとさせたといいます」(芸能プロ関係者)
対する土屋は余裕を見せていた。先輩女優からの仕打ちにもサバサバしているようで、
「親しいスタッフ相手にハイボールのCMでの吉高のモノマネをして笑わせることもあるんですからね」(映画関係者)
こうした突然の宣戦布告は至る所で起きている。飛ぶ鳥を落とす勢いの「宇宙人女優」は国民的人気女優に挑戦状を叩きつけていた。
「テレビで見ない日はないほど売れっ子になった浜辺美波(18)の『異常なまでの上昇志向』が、業界内で話題になっているんですよ」(広告代理店関係者)
浜辺といえば今年のNTTドコモのCMに抜擢され、「賭ケグルイ」(ギャガ)、「アルキメデスの大戦」(東宝)などヒロインを務める作品が立て続けに公開されることになり、「さんまのまんま」(フジテレビ系)など、番宣に出まくっている今年最大のブレイク女優だ。
好きな友達からのメールほど「未読スルー」するとか、同世代女優について「会ってないけど仲がいい」などと不思議発言する「宇宙人」ぶりなのだが‥‥。
「彼女は11年に『東宝シンデレラオーディション』で『ニュージェネレーション賞』を受賞して11歳で芸能界入りしたのですが、当時から直接指導を仰ぐため大物監督や脚本家のもとに足しげく通っていた。業界内では『これまでに見たことないほど売れる気満々の子がいる』と話題だったんです」(広告代理店関係者)
そんな彼女が6月24日から「JA共済連」の新CMで共演するのが有村架純(26)だった。