TOKIOの長瀬智也が主演する映画「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」が、先日発生した長野県軽井沢町のスキーバス転落事故の影響で、公開延期されることが発表された。
「同映画は人気脚本家の宮藤官九郎がメガホンを取ったことで、公開前から期待の声が高まっていました。しかし本編中のあるシーンが、スキーバスの事故を想起させるため、公開が延期となりました。やはり同作品はコメディ映画ですから、映画を観た際に観客が素直に楽しめないということで、配給側が自主的に延期を決断したようです」(映画ライター)
映画の公開にあたり、主演の長瀬は宣伝のため、多くのバラエティ番組の収録に参加した。しかし公開が延期となった今、その放送自体が、むなしいものになっているという。
「映画の番宣として様々なバラエティ番組の収録に参加した長瀬ですが、公開が未定となった今、興味を持った視聴者を映画館に足を運ばせることはできません。さらに映画館は半年後くらいまでは、他の作品でスケジュールが埋まっているため、公開はまだまだ先になると言われています。また将来的に公開が決まったとしても、再び同じ番組に宣伝で出るというわけにはいきませんから、宣伝が思うように出来ず、最終的な興収に影響する可能性もあるでしょう」(前出・映画ライター)
現在放送中の主演ドラマ「フラジャイル」は、唯一フジテレビで2ケタ視聴率を保っている長瀬。映画をヒットさせて、ドラマにも弾みをつけたい所だっただけに、今回の延期は不運というほかない。
(森嶋時生)