実際のところ、弘中アナの頭に「独立」の二文字はあるのだろうか。制作スタッフが明かす。
「かねてから『やりたい仕事が多すぎて困る』と言っていましたし、今後の独立については当然意識しているはず。ただ、今は局からありえないほどチヤホヤされている現状に満足しているので、当面はテレ朝から出ていく可能性は低いと思いますよ」
その一方で、このような見方も加えてきた。
「これまで彼女のもとに十数社の芸能事務所から引き抜きの声がかかっている。圧倒的においしい条件を提示されれば、いきなり気持ちがフリー転身に傾いてもなんらおかしくありません」
では、彼女の市場価値はどれほどのものなのか。
「これまではフリー転身時の年間ギャラ相場が6000万円前後と見られていましたが、今年に入ってからの目覚ましい活躍で『いきなり1億円の大台に乗ってきた』と判断する向きが業界内で増えています」
そう明かすのは、大手広告代理店社員だ。続けて言うには、
「彼女は進行役としてもゲストとしても非常に使い勝手のいい存在。バラエティー番組での対応力では日本テレビ・水卜麻美アナを凌ぐ女子アナ界ナンバーワンの実力の持ち主に成長したと目されています。独立すれば各局から引っ張りだことなるのは確実です」
さらに、この広告代理店社員の絶賛は続く。
「フリートークの巧みさから、弘中アナを『ポスト伊集院光』とみるラジオ関係者も出てきている。また歯に衣着せぬキャラクターは企業にも好感度が高く、CMギャラも1本3000万円クラスになるはずです。今後独立することがあれば、アナウンサーの枠を越えた、令和時代を代表する女性タレントとしての活躍が期待できるでしょう」
今やテレ朝の「女王」の座に駆け上がった弘中アナだが、気になるライバルの存在も。制作スタッフが語る。
「彼女の最大のライバルは、あのフリーアナしかいないでしょう。宇垣美里(28)ですよ。TBS在籍中に、宇垣は闇を感じさせる言動から『闇キャラ』として注目を集めていましたが、同時期に毒舌キャラとして『激レア。』で売り出し中だった弘中アナは、『私とキャラがかぶっていて困る』と戸惑っていました。以来、彼女は激しく宇垣を意識しているんです」
いつしか2人の間には、互いをライバル視し合う関係が出来上がっていた。
「宇垣も、弘中アナを田中みな実と同様に『ダーク女子アナ枠』に入れて対抗心を燃やしている。最近の両者の活動を比較すれば、ライバル関係がエスカレートしている様が見て取れます」(テレビ関係者)