昨年5月にジャニーズ事務所を退所した元TOKIOの山口達也が、「女性セブン」の取材に応じ、その様子が8月29日発売号に掲載された。記事によると山口は、約5時間も話し続けたその中で、最も時間を割いたのは、やはりTOKIOに関してのことだったそうだ。
同誌によると、時折、嗚咽で声が聞き取れないほど感情をあらわにしたという山口はTOKIOへの復帰については、「あり得ません」として、「芸能界に私の居場所はない」と断言。それでもインタビューでは、TOKIOの音楽活動再開を強く願う言葉を繰り返している。
そして、将来的には「芸能活動とは限りません」と断りを入れつつも、「いつの日か、もう一度人前に出たいんです。やっぱり人に何かを訴えかける仕事がしたい」とも語っている。現在は、兄夫婦に生活をサポートしてもらい、週に何日かは寺で作務(寺で行う雑務)や読経、写経などを行い「自分を見つめ直しています」という。
それにしても女性セブンに語った「人前に出たい」という山口の願いが叶う日は来るのか。
「例えば、仏門に入り、修行をして僧侶になって、人生に迷っている人に訴えるなどということならできるかもしれません。瀬戸内寂聴さんのように僧侶になったことで改めて注目されて、マスコミに登場し、目立つようになる人もいますからね。しかし、TOKIO復帰は現時点では絶望的です。TOKIOの4人が、山口の改心を認め、戻ってほしいと強く望み、ジャニーズ退所も辞さないというくらいのメンバー全員の進退をかけて事務所に直談判すれば、もしかしたらありえるかもしれませんが、その可能性は限りなく低いでしょう」(芸能ジャーナリスト)
山口の復帰、そしてTOKIOの復活は、決して簡単な道のりではなさそうだ。