「きっと死ぬ直前まで野球が大好きなんだと思います」
9月25日に開いた引退会見で、巨人・阿部慎之助捕手はそんな言葉を残し、19年間の現役生活に別れを告げた。キャッチャーというポジションで2000本安打、400本塁打を記録したのは、あの野村克也に次ぐ快挙と言っていい。
「阿部は今後、原辰徳監督のもとでヘッドコーチとして入閣することが確実で、2022年には監督の座を禅譲されることになりそうです」(スポーツ紙巨人番キャップ)
そんな阿部が、ある時期「野球よりも大好きな」グラドルがいた。その名は小泉麻耶で、妻子ある身の阿部にとっては、選手生命をおびやかすほどのスキャンダルとなった。
「かねてからチーム内外で2人の仲はささやかれていましたが、決定打となったのが12年7月に『週刊ポスト』が、3日連続で小泉の部屋に通う阿部の姿を報じたこと。しかも、一度は宅配業者に変装してまで部屋を訪問したことがインパクトを与えました」(前出・巨人番キャップ)
阿部は関係が明るみになっても小泉に執着したようだが、球団の必死の説得で関係を清算した。それにしても、全盛時は「日本一のバッター」とまで呼ばれた阿部を夢中にさせる小泉とは何者なのか? さるアイドル評論家が言う。
「一言で言えば、グラビア史上最強のお騒がせ娘です。デビュー前には、芸能活動を認めない高校を相手に、訴訟騒ぎを起こして話題になりました」
その後、抜群のプロポーションと明るいキャラを武器に「日テレジェニック2009」に選ばれるなどトップグラドルの座を射止めたが──。
「所属していた事務所幹部の性接待を告発するなど、お騒がせぶりは相変わらず。さすがに告発騒動以降は仕事が激減しました」(前出・アイドル評論家)
そんな小泉は現在、ニューヨークに在住していた。自身のSNSでは演技レッスンに励む様子などを報告しているが、日本での芸能活動再開は、まだまだ絶望的であるようだ。まさか、選手生活を終えた阿部が“救いの手”を差し伸べることはないと思うが…。