スポーツ

巨人・原監督 コンバート乱発と選手獲得失敗で迷走中?(2)ヤクルト・相川獲得のリスクとは?

20141127dd

 構想が崩れて慌てた巨人は、嶋がダメならばと、同じく国内FA権を行使したヤクルト・相川亮二(38)に触手を伸ばした。しかし、嶋に比べれば8歳も年上のベテランであり、投壊状態のヤクルトにおけるチーム内の正捕手争いで中村悠平に敗れ、“第2捕手”に甘んじるなど全盛期とは言いがたい。

 チームスタッフが首をかしげる。

「『小林はまだもの足りない』とこぼす原監督は、嶋を小林の教育役としても計算に入れていたが読みの甘さで破談した。その代役を阿部よりも年上の相川で補おうというのでは‥‥」

 相川には、チーム内から「打撃とベテランならではのリード面は評価できるのではないか」との声も確かにあるという。しかし、今季年俸は推定1億1000万円で、「Bランク」と見られることから、相川獲得によって人的補償が発生するリスクがあるのだ。

 昨年、チームはFAで獲得した大竹寛(31)と引き換えに、若手ホープのリリーフ右腕・一岡竜司(23)を獲られ、敵軍で“大化け”されて、じだんだを踏んだ苦い経験がある。

「それだけに相川獲得には巨人OBからも『そんな危険なリスクを冒してまで獲りにいくようなレベルの選手ではない。原はいったい何を考えているのか』と猛反発を受けているのが現状です」(プロ野球中継関係者)

 そして、グチャグチャになりつつある来季捕手問題は別のところにまで飛び火した。今季1年目の大型内野手・和田恋(19)が秋季キャンプ中に三塁手から未経験の捕手へと異例のコンバートをされることが、急きょ決まったのだ。

「『慎之助も高校2年から捕手で、それまではサード。彼は強肩だし、十二分にできる可能性がある。レッツビギンだよ』という原監督の“ムチャ振り”から端を発した仰天プランには主力選手たちも首をかしげるばかりです。『今年のドラフト1位で(三塁手の超有望株スラッガー)岡本和真(18)を一本釣りできたから、それに押し出される格好となったんだろ』と、和田に同情する声が多く聞かれます」(巨人番記者)

 和田にはファームの若手たちからも「きっと、このまま捕手転向失敗で使い物にならず“ポイ捨て”されるんだろうな」と心配する声が寄せられているという。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
巨人・坂本勇人「2億4000万円申告漏れ」発覚で「もう代役・中山礼都の成長に期待するしかない」
2
青柳晃洋「マイナー登板でも大乱調」の暗闇…また「有原式」「上沢式」が発動されるのか
3
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
4
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」
5
フジテレビ衝撃の報告書に登場する「タレントU」は「引退」を口にした!当てはまる人物は…