はたして1年もつのか。
9月26日に開かれたTBSの定例会で、佐々木卓社長が、6月からのリニューアルでメインキャスターにフリーの小川彩佳アナを迎えた「news23」に、強烈な“ダメ出し”をした。
佐々木社長は、「いいクオリティーのものをより多くの人に見てもらいたいという点から、今は不十分であるんじゃないかと思っています」とし、さらには視聴率について、「何%という目標ではなく、多くの人に見てもらうという意味では、まだまだ見ていただく水準としてはまったく不十分かなと思っています」と、“不十分”を連発。番組の不調ぶりに不満を露わにしたのだ。
「3月いっぱいでテレビ朝日を退社、フリーに転身し、鳴り物入りで『news23』のメインとなった小川ですが、古巣の『報道ステーション』の12%~13%、有働由美子が司会の『news zero』が7%~8%なのに対し、2~3%あたりをいまだにウロついている状態で、2強とは競り合うまでもなく、完全に負け組。局内では、“まだ前キャスターの雨宮塔子の方がよかったのでは”との指摘とともに、すでに“様子見”の時期は過ぎていることから、次期キャスター探しを推す声まで聞こえてくるほどです」(テレビ関係者)
いったい、なぜここまで受けが芳しくないのか。
「多く聞こえてくるのは、小川アナの醸し出す雰囲気が“重い”“堅すぎる”というもの。もともと“眼力”が強い彼女ですが、その表情やマジメさから、どんなニュースを伝えても悲壮感漂うものとして伝わるイメージが強く、仕事終わりのお父さんにとっては観ていてよけいに疲れてしまうというのです。むしろ『報ステ』卒業後から務めていた『AbemaPrime』での肩の力抜けた彼女のほうが、見た目とのギャップが生きて評判がよかったのですが、『news23』でその軌道修正をするのは無理でしょうね」(芸能記者)
なんとか踏ん張って欲しいものだ。