ジュリアナ東京のお立ち台に乗って扇子を振り回しているような色香あふれる女性が、次々とグループとしてテレビに大量進出した時代があった。バブル景気華やかりし90年代のことである。わずかな期間にデビューした「フェロモングループ」は30組とも40組とも言われ、雑誌や各種イベントなども含め、隆盛を誇った。
「ブームそのものは21世紀を待たずに短命で終わりましたが、ここから個性的な人材が何人も羽ばたいていきました」(グラビアカメラマン)
その象徴が、ブームの火つけ役となった「C.C.ガールズ」の青田典子だろう。解散後も当時のイメージそのままに「バブル青田」としてセカンドピークを迎え、「安全地帯」の玉置浩二と結婚後も献身的な内助の功を発揮。
「今や玉置のコンサートに青田は欠かせない存在。食事面をサポートするだけでなく、リハーサルでは客席に陣取って細かいサウンドチェックを仕切っています」(コンサートプロモーター)
その一方で、ブームの裏側ではスキャンダルも多かった。
「筆頭がミスチルの桜井和寿との『不貞婚』に成功した『ギリギリガールズ』の吉野美佳ですね」(前出・グラビアカメラマン)
今年9月には、初代のデビューから29年目に「C.C.ガールズ3」が令和にお目見えした。新旧取り混ぜた秘話を、10月21日発売の週刊アサヒ芸能10月31日号が詳しく報じている。男たちの「熱い味方」との再会はかなうだろうか。