ドラマ「ドクターX」(テレビ朝日系)が絶好調な米倉涼子。その裏では、かつて番頭役を務めていた小泉今日子が中心となった懇親会「小泉会」の分裂が思わぬ波紋を広げていたというのだ。芸能記者が明かす。
「今でこそ女優として確固たる地位を築いている米倉ですが、かつては小泉会で、面倒見のよさを買われて連絡役を担っていた時期がある。中心メンバーだった飯島直子などを呼んでは毎回、演劇論や仕事論を闘わせていたといいます。ところがある時期を境に、米倉は小泉会から距離をとるようになった。小泉がパートナーの不貞相手、豊原功補との生活が中心となっていったことで、小泉会は事実上の休眠状態になっています」
米倉といえば、芸能界でも酒の飲みっぷりには定評があるが…。
「実は酒席での泣き上戸ぶりも有名。しかも小泉や飯島があえて議論を吹っかけて泣かせてしまうとか。米倉が自分の演技についてアドバイスを求めると、二人がダメ出しをするようなんです。号泣する米倉に対し、小泉がビシリとビンタすることも。しかし、米倉本人は泥酔しているので覚えていなかったとのエピソードを、小泉会のメンバーがテレビで暴露したこともありました」(前出・芸能記者)
これだけなら、ちょっとした酒席エピソードで済みそうだが、この番組を機にすっかり両者の関係が冷えきってしまったとか。
「思いのほか、小泉会でのエピソードの反響が大きかったことで、米倉が若手時代の格下感のあるキャラクターが浸透するのを嫌った。これが真相のようです。当時、米倉は『ドクターX』の前シーズンの撮影を控えていて、女帝然としたキャラクターが持ち味。相変わらず、プライベートでは酒席に事欠かないようですが、もっぱら『ドクターX』の共演者との飲み会で仕切るのが最近のトレンドのようです」(テレビ局関係者)
女優として一本立ちしたことも、「小泉会」離れと無関係ではなさそうだ。