12月15日に最終回を迎えた「ニッポンノワール」(日本テレビ系)。工藤阿須加演じる名越が、これまでのおちゃらけた表情とはまったく違うクールで残忍な表情を見せ、“ガスマスクの男”だったことが判明。賀来賢人演じる清春と死闘を繰り広げ、最後は名越が北村一輝演じる南部に逮捕されてハッピーエンドかと思いきや、ドラマの中での時刻と現実の時刻が23時20分となりエンディングがスタート。その間に清春(賀来)が血を流しながら壁にもたれかかって座り込み、サザンオールスターズの主題歌「愛はスローにちょっとずつ」が終わると同時に清春の右手がピクリと動き、画面には「完」の文字が。そして清春の「笑えねぇ」という声とともに放送終了。視聴者を混乱のウズへと引きずり込んだのだ。
「ネット上では『“ニッポンノワール”の黒幕が名越では弱い』『違和感ありあり』といった声や『清春は死んだの?』『清春は誰かに殺されたの?』『清春、まだ生きてるよね?』といった声が相次いでいます。『ニッポンノワール』の前クールで放送された『あなたの番です』も、最終回に多くの謎を残して終わったことから『最終回ラストが意味深でモヤモヤする』『これはHuluへの誘導なのか?』といった声が最終回放送終了直後に噴出。今回の『ニッポンノワール』でもまったく同様の現象が起きています」(女性誌記者)
実際、最終回終了後からサイト上で、有料動画配信サイト「Hulu」への誘導は始まっていて、Huluオリジナルストーリー「ニッポンノワール -刑事N・Uの告白-」が配信されているが、それを見てもラストシーンの謎解きはなかったとの報告もあったとか。
今年1月期に放送された「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)とリンクした設定や世界観で、「3年A組」の卒業生も出演していた「ニッポンノワール」。今後に放送される同枠のドラマで、謎が解けたりするのかも?