芸能プロ幹部が明かす。
「現在、沢尻の事務所が真剣に検討しているのがアジア進出。彼女は中国や韓国などアジア圏で非常に高い人気を誇るため、現地のドラマや映画で重宝されるのは確実。女優として再起可能なのではと見られているんです。中でも中国は、日本の10倍を超える市場規模。これまで以上に稼げる可能性があります」
アジアで復活したモデルケースとなるのが、沢尻と同じく薬物事件で世間を騒がせた酒井法子(48)である。
「09年、逃亡劇の末に覚醒剤所持で逮捕された酒井は、アジアに活路を求め、『中華圏の女神』と呼ばれるまでに再ブレイクを果たしました。そして、今でも中国の富裕層を相手にした高額のディナーショーで大儲けしている。日本での名声が地に落ちた沢尻にとって、酒井は最も参考になる存在なんですよ」(芸能プロ幹部)
NHKをはじめとした地上波は出禁状態でも、ネット配信サービスなら事情は異なる。
「このご時世、役者が最も効率的に稼げるのが、海外資本のネット配信限定のオリジナル作品です。国内の映画とは桁が1つ違う、と言われるほどギャラが高いうえ、コンプライアンスも緩い。そのため、執行猶予中でもキャスティングに尻込みしない。事務所としては、アジア進出と同時に、各配信サービスへの猛烈な売り込みを画策しているようですね」(映画関係者)
そんな中、「ネット配信の雄」と呼ばれる人気サイトで、沢尻を担ぎ出す可能性が浮上した。
映画関係者が語る。
「『全裸監督』など刺激的な作品を連発している配信サービス『ネットフリックス』に近い制作チームの周囲では、『今こそ沢尻主演で挑発的な作品を作るしかない』と意気込みが聞かれます。話題性が期待されているのはもちろん、『このまま引退させてはいけない』と、沢尻の女優としての高い才能を惜しんで本格的に動き始めるそうです」
はたして、どのような作品になるのか。
「地上波のドラマや邦画ではマネできない、ギリギリのラインまで攻めた内容になるでしょう。窪塚洋介との濡れ場が話題となった『ヘルタースケルター』以上の過激露出を実現させ、沢尻主演の『エロス巨編』の構想まで制作陣の口から飛び出している」(映画関係者)
世界190カ国に配信され、大反響を呼んだ山田孝之主演の「全裸監督」。その続編に出演する可能性もゼロではなさそうだ。
「年内配信予定の『全裸監督2』は3月から撮影に入るのですが、昨年3月に逮捕されたピエール瀧をはじめ、主要なキャストはほぼ決まっているので、考えられるのはゲスト出演。AVの撮影で大勢の女優が全裸で運動会を行うシーンや、資金稼ぎのために女優が劇場でストリップを強制されるシーンなど、残っているのは際どい役ばかり。それでも予算は潤沢ですから、話題作りのためならチョイ役でも主役級のギャラが見込めるかもしれません」(映画関係者)
そんな沢尻に、本物のアダルトビデオ業界からも熱烈オファーが。
「事務所に違約金を肩代わりしてもらうまでもなく、AV業界に来ればあっという間に完済できますよ」
とは、AVプロデューサーの石川かずひろ氏。さっそくそろばんをはじくには、
「仮に沢尻がAVに出演するとしたら『複数本で5億円以上』というダントツで過去最高額の契約金を得ることは確実でしょう。すでにAV業界では彼女の代名詞である『女王様モノ』のハードSM作品をはじめ、出演作からインスピレーションを得た『1リットルの顔射』といった企画が挙がっていますね」
ネットフリックス同様、マーケットは世界中に広がっている。
「海外の無修正動画配信サービスの作品に出演して売り出せば、違約金を払っても余裕でお釣りがくるに違いありません。世界展開の際は、フランス人ハーフという要素も好都合です」(石川氏)