まさかこのタイミングで実現するとは…。
乃木坂46が5月25日、卒業生初参加の新曲「世界中の隣人よ」をYouTubeで公開した。同楽曲は新型コロナウイルス感染拡大防止を呼びかけるためのメッセージソングで、卒業を控えている白石麻衣を含めて現役メンバー全員が歌唱していることに加え、西野七瀬、生駒里奈、初代キャプテンの桜井玲香、日本テレビの市來玲奈アナをはじめとした11人のOGが参加し、リモートで歌唱している。
グループを卒業したOGが参加する作品は今回が初めてということで、27日午前10時現在で170万回再生を突破。反響が大きかったこともあり、配信シングルとしてリリースされることが決定しており、その収益は医療関係者に全額寄付される。
この卒業生との初コラボにファンからは「このコラボはめちゃくちゃ嬉しいな」「楽曲もMVも素敵だな」「最高だけど、今度はリモートじゃなくて、しっかりと共演した作品も見たいな」など、歓喜の声が上がっている。
「白石も昨年10月にネット配信された旅番組『#乃木坂世界旅 今野さんほっといてよ!』(AbemaTV)の中で『卒業生で集まってCD出したい!レアなその時だけのCD』と、卒業後にOGが期間限定で集まり、CDをリリースしたいという願望も告白していました。ただ、話の流れ的には自分たちもグループを卒業して、子どもができた時ぐらいにみんなで集結したいというニュアンスでしたから、今回のような特別招集ではなく、また別の形での第2弾も十分あり得るでしょうね」(アイドル誌ライター)
また、今回の楽曲に参加した卒業生たちの大半は現在も乃木坂の運営会社である乃木坂46合同会社に在籍するメンバーたちであり、深川麻衣や井上小百合といった他の芸能事務所に移籍したOGは参加していない。さらにファンの間では、こちらはどうしようもないことだが、芸能界も引退した人気メンバーの橋本奈々未の姿も久しぶりに見たいという声も多数見受けられていた。
次回OGによるCDリリースがある時には今回参加できなかったメンバーたちも集結してくれることを期待したいところだ。
(石田安竹)