新型コロナウイルスに感染していたMCの富川悠太アナが「報道ステーション」(テレビ朝日系)に戻ってきた。しかし、看板番組の信用を落とした責任は重くのしかかり、「富川降ろし」の大合唱である。
テレ朝関係者は呆れた口調でこう話す。
「新型コロナの感染は仕方ないとはいえ、感染拡大の防止を呼び掛けていた本人が感染したことで、番組の信用は失墜しました。富川アナの復帰がスタッフに知らされたのも、局側が5月29日に番組復帰を発表したのとほとんど同じタイミング。一般視聴者と変わりません。『あ~、そうなんだ』くらいで、どっちらけムードが漂っていましたね」
テレ朝の看板番組に戻ってきた富川アナだが、以前は月曜日から木曜日を担当していた。しかし、その待遇は変わり、月曜日から水曜日はフリーアナの徳永有美(44)と小木逸平アナ(46)のコンビが担当。木曜日と金曜日は森川夕貴アナ(26)と組んで以前のように仕切るものの、富川アナは月曜日から水曜日の間、「フィールドリポーター」として現場取材をすることになったのだ。芸能記者が話す。
「局側としては、新型コロナの感染防止のため、キャスターの2班制にすることを決めたようですが、富川アナにとっては降格人事のようなもの。内心穏やかではないでしょう」
富川アナのフィールドリポーターというポジションに、スタッフも困惑しているという。
「そもそも富川アナが現場に行くことに何の意味があるのか、疑問視されています。それに視聴者からの評判が落ちている今、現場で取材拒否される心配のほうが強い」(前出・テレ朝関係者)
もはや花形キャスターの面目はなく、腫れ物扱いされているようだ。
そんな中、水面下でキャスター交代が見直されているというのである。
白羽の矢が立ったのは、フリーアナの羽鳥慎一だった。現在、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレ朝系)のメインキャスターを務め、民放キー局の朝のワイドショーバトルでも先行している。
「高視聴率の理由はいろいろあっても、結局は羽鳥の対応力の高さと主婦層ウケする甘いマスクが屋台骨を支えている。『報ステ待望論』は以前から聞こえてきますが、富川アナが新型コロナに感染して以降、ますます大きくなっています。現場ではなく、テレ朝上層部が主導で話は進められている」(前出・テレ朝関係者)
さらには、コンビを組む女性キャスターも入れ替えがあり、後任はあのバカ売れ写真集を出したフリー美女アナだと言われ…。その驚愕業界情報の全容は、6月16日発売のアサヒ芸能6月25日号で詳細にレポートされている。