6月22日に放送されたラジオ番組「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBS系)にて、伊集院が土曜ナイトドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)について語った。同ドラマのファンを公言していた伊集院だが、最新話の視聴後、気持ちに変化があったという。
「伊集院は、『M』の撮影休止中に放送された再放送のコメンタリーに参加するほど、『M』のファンを公言していました。しかし、最新の第5話の放送を見た彼は、ラジオ番組にて『正直なこと言っていいですか? もうオレの湯加減じゃなくなったかな』と告白。伊集院は以前から、田中みな実の演技にハマっていると話していたものの、最新話では彼女を前面に押し出しすぎた展開だったため、『ついに開き直った感…。ボクはハミ出ちゃうのが好きなんです。全開にされちゃってるじゃないですか』と感想を述べました」(テレビ誌記者)
そんな「M」の第5話では、伊集院の言う通り、田中の出番が急増。CMまたぎには、ほぼ彼女が登場し、濃厚なキスシーンや狂気的な演技を見せる場面が相次いだほか、最後には田中主演のスピンオフドラマまで発表された。
この怒涛の展開は、新型コロナも一部関係しているという。
「ドラマの脚本を担当している鈴木おさむ氏は、コロナで撮影が中断している間、SNSの評判を参考にして大幅に脚本を修正したと明かしています。おそらく田中の怪演がネットで話題になったことで、彼女の出番を増やしたのでしょう。この判断についてネットでは『みな実の出番が増えて嬉しい』『やりすぎてお腹いっぱい』と賛否の声が飛び交っています。そんな中、伊集院は『最初のギアが好き』と明かしているものの、『(今回の改変が)大ブームを生む。オレがおもしろがってる程度じゃ世の中にムーブメントなんて起きませんから!』と、この判断は仕方がないことだとも語っています」(前出・テレビ誌記者)
はたして今回の脚本変更で、「M」はさらなるブームを巻き起こすことができるだろうか。