日本一有名な昔話といえば「桃太郎」をあげる人が多いだろう。「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に…」で始まり桃から生まれた桃太郎が鬼退治へとサル、イヌ、キジを伴い鬼ヶ島へ向かう名シーンは日本人の心に刻まれていると言っても過言ではなかろう。
ところがそんな桃太郎を、AKB48の元メンバーの“ぱるる”こと島崎遥香が、空想たっぷりに独自の解釈で語り、視聴者の爆笑をさらった動画を発見した。島崎のYouTubeチャンネル〈ぱるるーむ〉で4月21日投稿の〈【13歳以下禁止】ぱるるに桃太郎を語らせたら教育に良くなかった…〉がそれである。
「私が今日は、日本昔話の桃太郎を全力で演じきって、みなさんに語っていこうと思います。私も自信はないのですが、勘で語っていこうと思います」
と、冒頭からなんとも頼りない様子のぱるる。…その予感はみごとに的中!?
島崎が語ったところによると、川で洗濯していたおばあさんが「おじいさん、なんだか変なピンクの塊が流れてきましたよ!」と、そこに居るはずもないおじいさんに突然呼び掛けてしまう。オマケに桃をピンクの塊と表現し、映像上はモザイクの掛かった桃が映し出されたのだった。加えて、おじいさんがなぜか桃を見て「これはよくわからない生命物体やな」と川から拾い上げ、「ピンクの物体から生まれた子供は…」と語るなど、もしかすると、ぱるるには桃太郎の命名理由が理解できていなかったのかも?…と思える展開となった。
「桃太郎と申します」生まれたての桃太郎が自己紹介するシーンでは、“生後0日でしゃべるのか?”と突然、物語に違和感を覚えたようで、思わず吹き出してしまう可愛い一面も見せた。
その後、サルの登場を忘れるなど、話はつまずきながらもなんとか進んだが、
鬼退治後の桃太郎に、おじいさんが「今日は町中でお祭りだ。酒でも飲もう!かんぱ~い!」と祝杯をあげたくだりで、〈※お酒は20歳になってから〉と、この「お話」が、タイトルにあるように”教育上よくない”可能性があることをを示唆するようなテロップが流れ、語り終えたぱるるだった。
これに視聴者からは〈爆笑の動画〉〈新解釈ぱるる版桃太郎めっちゃウケたよ~。次は浦島太郎なんかどうかなぁ!?〉〈日本昔話シリーズ化して下さい〉と次なるシリーズを望むコメントが相次いでいた。
かつてはファンに「塩対応」で接していたともいわれる島崎だが、ユーチューバーとしては精力的に投稿を続けている。彼女の語る昔話同様、違った一面が見える「新解釈のぱるる」がYouTubeで堪能できそうだ。
(ユーチューブライター・所ひで)