お笑い芸人の千原せいじが、6月9日放送の「ジャニ勉」(カンテレ)に出演。誰にでも言いたいことは言うせいじが唯一“何も言えなかった”相手として、世界的アスリートの名前を挙げた。
過去に飛行機の機内で子供の泣き声にイライラする男性や、大行列のATMで子供にお金のおろし方を教える母親に注意したというせいじ。往年のロッカー・内田裕也さんが千原兄弟に対し「フリスクをあげる」と言った際、弟のジュニアは素直に受け取ったが、自分は「いらないっす」と断ったなど、私生活でも言いたいことは言うエピソードを披露した。
そんなせいじが、アフリカのトランジットで飛行機に乗ろうとしたところ、「入り口ででっかい人がCAさんとずっと喋ってんの。CAの人も困っているし、 “こいつ何やねん!”と思って。オレ、外国人にもいつも言うねん。だから言うたろうってバッと見たら、『ボルトやん!』ってなって。ボルトって認識した瞬間、体が動かへんようになって」と告白。さらに、「当時、(ボルトは)どっかの車のCMやってて、そのポスターが空港にも貼ってたわ。 そいつがまさかCA口説いてるとは思わへんやろ。世界最速でCA口説いてるよね。入り口やもん」と笑わせた。
さすがのせいじも、世界最速の男、ウサイン・ボルトには何も言えなかったようだが、もし何か注意していたら、どうなっていたのか気になるところではある。
(鈴木十朗)