太川陽介と蛭子能収から「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)を受け継いだものの、「特徴がない」「印象が薄い」と評判はいまひとつの田中要次。そんな批判を吹き飛ばそうというのか、10月9日放送の同局の「土曜スペシャル」で放送された「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」の第17弾で、まさかの“キャラ変”を見せた。蛭子能収ばりの“クズ言動”を繰り返し、視聴者から驚きの声が上がっているのだ。
4日目、山形県のあつみ温泉にたどり着いた一行は鼠ヶ関へと向かうバスに乗り継ごうとするが、次のバスは3時間後。そこで羽田圭介は鼠ヶ関への約9キロを歩こうと提案した。次のバスを待って乗っていくよりも、歩いたほうが早く鼠ヶ関に着けるからだ。
最終日の4日目、時刻は昼過ぎで場所はゴールの新潟県のお隣の山形県。少しでも早く先に進めたい羽田の気持ちは理解できる。だが、田中は歩くのを断固拒否したのである。
田中は「最終日ぐらいバスに乗らなきゃダメなんじゃないの」「歩くのは守り。怖いから歩いちゃう。でもバス旅なんだからバスを乗ることに賭けてみようよ」「バス旅がしたい!」と主張。結果、一行は歩かずにバスに乗ることを決めた。
「田中の言っていることは非常にもっともらしく聞こえます。放送終了後にネットで配信された反省番組で、羽田は田中の主張にグウの音も出なかったと話しています。ですが、要は『歩きたくない』です。歩かなくて済むよう屁理屈をこねただけに見えました。歩くのがイヤでバス旅をやめた蛭子さんですら、こんな主張をしたことはありません」(週刊誌記者)
さらにその前日、3日の夜にもクズ言動を炸裂させている。酒田駅まであと約11kmのバス停でバスが終了。翌日のことや情報収集のしやすさを考えて酒田まで歩こうと羽田が主張すると、田中は反対。結局歩くことになると、「こんなに歩くの?だからさぁ」と露骨に不満を漏らしたのだ。
「もともと田中は文句を言うタイプで蛭子の役割を受け継いだ感がありました。初期のころは旅そっちのけで温泉に入りたがるクズっぷりも見せています。ただここまでのクズ言動は初めて。突然のキャラ変に驚いたファンもいます。特徴がないという指摘を受けて、なんとかキャラクターを立てようとしているのかもしれません」(前出・週刊誌記者)
歩かずにバスを待ったこともあって、今回の旅は失敗に終わった。田中の「ポスト蛭子能収」を狙うかのような“クズキャラへの転身”がどう出るのか。視聴者からの反響が気になるところだ。