今、最もオファーが急増している若き女優がいる。時には会社で毒を吐く部下であり、忘れられぬ昔の恋人でもあり、はたまたスナックのチーママでもあり─。そんな令和の名バイプレイヤーが新作映画でCカップを揉まれ、処女喪失に顔をゆがめていた!
一昨年から昨年にかけて映画6本とドラマ7本に出演。CMはサントリーやマクドナルドなど大手5社と契約しており、1月10日スタートの月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)のヒロイン役に抜擢。さらに2月には主演映画「ちょっと思い出しただけ」(東京テアトル)の公開が控えている。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いなのが、伊藤沙莉である。
超売れっ子の余勢を駆って、Netflix映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」(ビターズ・エンド)では、愛欲シーンに体当たりした。
主演の森山未來が扮するのは、テレビ業界の片隅で働く46歳の男。95年に出会い、00年を前にして突然去った元恋人(伊藤)を忘れられずに生きてきたが、SNSで友達申請したことをきっかけに、物語は彼女と出会った90年代まで遡る─という設定だ。映画評論家の秋本鉄次氏が評する。
「主人公を励ましつつも、ある日ふっと消えてしまうつかみどころがない、それでいて、芯はしっかりとした役どころ。何十年も主人公の未練になっていたが、見る側の胸にも刺さる、強い存在感を発揮していました」
ベッドシーンは物語の終盤、初めて結ばれるシーンで展開される。
「私、初めてなんだよね」
伊藤は男性経験がないことを告白し、東京・渋谷のレトロなホテルに恐る恐る入って行く。互いにシャワーを浴びたあと、浴衣姿でベッドに座る。伊藤の浴衣の紐がゆっくりと解かれ、張りのある推定Cカップの美バストが露わに。うつむきながら両手で胸元を隠す姿からは、未経験女性特有の恥じらいが漂っている。
あおむけになった伊藤に森山が覆いかぶさり、唇を重ねる。すでに胸元を隠した手は外れ、柔らかな稜線を描くバストと薄茶色の先端が艷やかにテカっている。
森山がCカップをゆっくりと揉みしだくと、
「ハァ‥‥ハァ‥‥」
身をよじらせて、忍び寄る快感に吐息を漏らす。
「いい?」
森山の問いかけに小さく頷くと、森山が上になり─。
「んッ! ハァ?ン!」
“喪失”の瞬間だった。伊藤は苦痛に顔をしかめながら「大丈夫」と健気につぶやきながらも、涙が流れ落ちていく。
「うれしい時、悲しい気持ちになるの‥‥」
この迫真の演技を、秋本氏は絶賛した。
「こういった恋愛映画のヒロインは『まばゆい美少女』の定位置だった。伊藤はそれを覆したのです。いわゆる美少女じゃなくても万人に刺さる、まったく新しいタイプのミューズが誕生した瞬間と言えます」