ドラマで意外に気を遣うのは、女優同士の組み合わせだ。昨年、映画「ルームメイト」で共演した深田恭子(31)と北川景子(27)も今や、“再共演は不可能”と言われている。
「フカキョンは自分のほうが主役だと思っていたが、蓋を開ければ主役は完全に北川。記者会見でも終始、余裕の北川に対し、フカキョンは明らかに憮然とした表情でした。関係者も『Wメインは失敗だったか』と頭を抱えていましたよ」(映画ライター)
やはり美女は並び立たずということなのか。
他にも“キャラかぶり”が、思わぬツーショット拒否につながる場合がある。
「朝の『めざましテレビ土曜日』(フジテレビ系)でブレイクした鈴木ちなみ(24)からは、長澤まさみ(26)と同席したくないとの要望が出たとか。以前から、鈴木は『長澤に似ている』と言われていたが、今や一本立ちして、二番煎じと思われるのが嫌なようなんです。そこで、鈴木の前では、長澤の名前を出すこと自体がNG。共演など無理な話です」(テレビ誌記者)
格上の長澤の耳に届いていなければいいが‥‥。
ハーフタレント全盛の昨今では、キャラかぶりは日常茶飯事。
「中でもハーフタレントのトップランナー、ベッキー(29)が警戒しているのが、SHELLY(29)です。バラエティ番組では、芸人のフリに臨機応変に対応できるハーフタレントとして重宝されてきたベッキー。ローラ(23)を筆頭に“おバカキャラ”が凋落していく中、今度は知性派のSHELLYが台頭。実際、同じキャラは2人いらないし、周囲もSHELLYを『ポスト・ベッキー』と呼んでいるほど。番組的にキャラのかぶるハーフタレントは共演させないのが鉄則ですからね」(放送作家)
特段、仲が悪くなくても、番組構成の都合上で共演NGになる典型的なパターンと言えよう。
同じ事務所の武井咲(20)とのライバル関係が取りざたされてきた剛力彩芽(20)も新たな火種に翻弄されている。
「AKB48の峯岸みなみ(21)の“剛力ダンス”が波紋を呼んでいるんです。峯岸が剛力のデビュー曲を、ちょっと大げさに踊ったのが事務所側に警戒されているようなんです。もし、2人が共演でもして、峯岸が“剛力ダンス”を踊ったらたまらないということのようです。『バカにしてる』って、世間では騒がれていましたからね。ただ、剛力本人は、峯岸のことはあまり気にしていないようですけど。あるロケ現場でカメラが回っていない時に、剛力と他のタレントが峯岸のダンス話で盛り上がっていたぐらいですからね」(キャスティングプロデューサー)
ダンスには定評のある剛力。峯岸との共演で、バラエティに進出するのもありな気もするが‥‥。