12月3日からAmazon Prime Videoで配信されている「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シーズン10。ダウンタウン・松本人志がプロデュースする同シリーズは、優勝賞金1000万円を賭け「笑ったら負け」のルールで名だたる芸人が「笑わせ合いバトル」に挑む。
10回目を迎えた今回はシリーズ初となる「チャンピオン大会」。歴代優勝者6人が集結した頂上決戦「チャンピオンシップ・オブ・チャンピオンズ」としてバトルが繰り広げられたのだが─。
そんなドキュメンタルの「チャンピオン大会」について「ハリウッドザコシショウとくっきーの初顔合わせなど楽しみな要素が盛りだくさんだったのですが、終わってみれば、消化不良の感は否めませんね」と語るのはお笑いライターだ。続けてもらおう。
「とにかく見ていられなかったのが極楽とんぼの山本圭壱。緊張からか浮きまくっていて意味不明なボケを連発。現場のシラケムードが画面から伝わってきました」
シモネタのオンパレードにも辟易したという。
「ハリウッドザコシショウが『下腹部のハリボテ』を着用する、ゆりやんレトリィバァが男性陣から胸を揉まれるなど単純なシモネタのオンパレード。あまりにクドいためさすがに辟易しました」(前出・お笑いライター)
根本的な問題も。
「今シリーズの致命的な問題が『ほとんど笑いが起きない』こと。当たり前の話ですがチャンピオン大会なだけあって、みんな他人のギャグに笑わないんです。ある程度はゲラの参加者がいないと盛り上がらないことがよくわかりましたね」(前出・お笑いライター)
ガチンコ勝負ゆえの「消化不良」であったのか。
(川瀬大輔)