ローカル路線バス乗り継ぎの旅の旧メンバー・太川陽介と新メンバー・羽田圭介が対決した12月29日放送の「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅第6弾 路線バスで陣取り合戦」(テレビ東京系)。2人が対戦するのは初めてで、どちらがバス旅の達人なのか明らかになるとあって、放送前から高い注目を集めた。そして結果には驚きの声が上がっている。
「バス旅ファンの間ではどちらが勝つのか予想が繰り広げられていました。“バス旅のプロ”を名乗るベテラン太川の勝ちという声が多かったように思います。ただ、最近メキメキと腕を上げている羽田の善戦を予想する人もいました。太川は最近、年齢のせいかミスをすることも多いので羽田にもチャンスは十分あると考えられていたんです。ところが、大方の予想を裏切って羽田が圧勝。太川チームが5ポイントに対して、羽田たち河合郁人チームは9ポイントでした。まさかこんなに差がつくとは誰も思っていませんでしたよ」(テレビ誌ライター)
圧勝の理由は羽田の「本気度」にあるようだ。羽田は道中、「バス旅Zは50代の田中(要次)さんとマドンナなので体力とか(を考えて)、自分の本気をあんま出さない。今回は男3人じゃないですか。結構なペースで歩くなり走るなりしても大丈夫です」と話している。バス旅Zでは本気をセーブしているが、この旅では全開で挑み、それが勝利につながった。
「羽田はバス旅Z第4弾で『バスがいっぱいあるのにステイする論理は弱い』という名言を残したイケイケ路線。それでもバス旅Zではセーブしていたというのですから驚かされました。イケイケ全開の羽田が見られたのは1日目の夜。太川チームが早々と初日の旅を終えたのに対して、羽田たちは遅くまで歩いて奈良県入り。これが功を奏し、2日目に大逆転することに成功しました」(前出・テレビ誌ライター)
また、地元住民とふれあう河合を見て「人情ふれあい旅をしてると負ける」と助言。人情を切り捨てて先に進む姿勢を示し、勝利につながった。
「ただ、人情を切り捨てる羽田の姿勢は『旅の醍醐味を味わっていないのでつまらない』というファンの否定的な声もかなりあるのですが…。羽田はバス旅Zより対決方式のバス旅のほうが性格に合っているのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
太川陽介にバス旅で圧勝した羽田圭介。この経験がバス旅Zに活かされるといいのだが。