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レース観戦がおもしろくなる競馬裏ネタ(4)「爆笑&仰天レース秘話」

競馬場で“淫語”を連発

 92年12月、小雨に濡れる中京競馬場でラスト勝利を飾ったチェリーコウマン。その隠語と俗語の組み合わせに“卑猥な馬名”として話題を呼んだが、最後の直線で馬名を連呼するオヤジを女性客が白い目で見ていたのは言うまでもない。

 ちなみに昨夏、新潟でデビューしたペロペロ(現・園田競馬)。女性記者から「ペロペロはどうでしょう?」と問いかけられた厩舎スタッフは、思わず苦笑いを浮かべていた。

20頭以上いる“シゲル会社員シリーズ”のトップは重役、最下位は課長補佐

 現役のシゲルジュウヤクは障害重賞を2つ制し、1億4920万円を荒稼ぎ。シゲルカチョウホサは1戦0勝で引退。ちなみにヒラシャインは、トウドリ、ジョウム、ソウダンヤクよりも上で、カイチョウは中央と地方で2人(頭)いる。

中山大障害を空馬で完走した馬がいる

 00年の中山大障害に出走したヨイドレテンシは、第1障害で騎手を振り落としたものの、名物の大竹柵を飛越。みごと4100メートルを空馬完走した。

2013年の流行語がターフでよみがえる

 昨年の流行語大賞は史上最多の4つが受賞したが、その4つの馬名がすでにデビューしている。米国生まれのヒャクバイガエシは3着、6着。バトルジェジェジェが3着、4着。オモテナシは9着。園田のイマデショウは3着、3着、10着と4頭とも未勝利。ちなみに、06年にデビューしたシゲルバイガエシは3戦0勝で引退している。

美女タレントが名付けた馬は大成しない

 ほしのあきが名付け親となったハシッテホシーノは、4戦2勝でオークスに出走するなど、当時は期待されたが、その後は8戦して1勝止まり。1000万下を突破するのがやっとだった。

 優木まおみブレイヴフィートは、地方へ転厩。2連勝のあと、中央へ再転入したが、2月9日の小倉での16頭立てで16着に敗れた。

 篠田麻里子の命名馬は2頭。ディープインパクト産駒の良血馬フェアープライドは7戦1勝。ただ、オープンで勝利したレイカーラは11戦で5勝している。

 小嶋陽菜モンドシャルナはセレクトセールで2億6250万円の期待馬。デビュー戦を快勝したものの、続くラジオNIKKEI杯、若駒Sで6、4着といずれも人気を裏切る結果に。はたして、今後、巻き返すことができるか。

2億5000万円以上の高額馬は、取引額を回収できない

 かつて約5億5000万円を稼いだ名牝アドマイヤグルーヴの価格は2億3000万円。さらに上となると6億円のディナシー(未出走)、3億3500万円のトーセンダンス(1戦0勝)、3億3000万円のフサイチジャンク(獲得賞金8909万円)、2億5000万のアドマイヤコブラ(3戦1勝)など、軒並み回収できていない。

 ちなみに、武豊とのコンビで今年のダービーに挑むトーセンスターダムは2億5000万円。先日のきさらぎ賞を制し、現在3戦3勝で獲得賞金は5958万円。あと2億円稼げるか。

32億円の馬がいた

 海外に目を向けると、もっと高額な馬がいる。シアトルダンサーは、85年に1310万ドルで落札された。日本円にすると約32億円だ。現役時代は5戦2勝と不完全燃焼ながら、GI馬タイキフォーチュンを輩出するなど種牡馬として活躍した。ちなみに、世界歴代トップは06年の米国トレーニングセールで1600万ドル(当時の邦貨で約18億円)だったザグリーンモンキー。しかし、3戦0勝で現役を引退し、現在はフロリダで細々と種牡馬生活を送る身だ。

最高齢種付け記録は29歳

 28歳で大往生した種牡馬御三家のブライアンズタイムに負けじと、最高齢種付け記録を29年まで更新したのが桜花賞馬アグネスフローラの父ロイヤルスキーだ。数々の種牡馬記録を持ち、“1発2500万円”と言われたサンデーサイレンスでさえ、この記録には及ばなかった。

1発2億円の種付け料

 世界記録はノーザンダンサーの最盛期、85年の95万ドル。当時のレートで1発2億円ということになる。ちなみに、ディープインパクトは1発1500万円超、今年から種牡馬の仲間入りを果たしたオルフェーヴルは1発600万円だ。

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