黒島結菜がヒロインの比嘉暢子役を演じるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の第73回が7月20日に放送され、若き日の暢子の母・優子(仲間由紀恵)役として女優の優希美青が登場。SNS上では「仲間由紀恵にそっくり!」と話題になった。
優希は2012年に第37回ホリプロスカウトキャラバンでグランプリに輝き、芸能界デビュー。NHK朝ドラの出演は今回で実に3作目となり、「あまちゃん」(13年)ではご当地アイドルグループ「GMT47」メンバーの小野寺薫子役で出演。「マッサン」(2014年)では、主人公のマッサンとエリーの養女・エマ役を演じた。
「デビュー当時の優希はホリプロ期待の新人で、芸名の画数は山口百恵の名前の総画数にあやかったもの。実際、『あまちゃん』への出演は石原さとみを上回る、スカウトキャラバングランプリ受賞者の中で最速の朝ドラデビューでした。『マッサン』に出演した年にはCDデビューも決まっていましたが、体調不良のため芸能活動を約5カ月間休止。当時は激ヤセが指摘されていましたね」(芸能ライター)
そんな優希が、今回は優子の回想シーンに登場。「優子さんの若い頃の再現度がすごい」「絶妙な配役」と大きな反響を呼んだのだ。テレビ誌記者が言う。
「『ちむどんどん』では、川口春奈が演じる暢子の姉・良子の子供時代を土屋希乃が演じ、こちらも『川口にそっくり』と話題になりました。時代考証の甘さにツッコミが飛び交うなど出来については厳しい声も多い同作ですが、唯一、キャスティングの評価は高いようです」
今後もサプライズの単発出演俳優が登場するのか注目だ。
(鈴木十朗)