スポーツ

阪神監督待望論も出る岡田彰布の「ハッとする金言」

 主に阪神タイガースで活躍した今岡真訪氏は、岡田彰布監督率いる阪神がリーグ優勝した2005年に、147打点で打点王を獲得。この数字は球団記録であり、歴代でも小鶴誠(松竹ロビンス)の161打点、ロバート・ローズ(横浜ベイスターズ)の153打点に次ぐ3位の記録である。

 その今岡氏が、元阪神・中西清起氏の YouTubeチャンネル〈中西清起の虎の穴チャンネル〉に出演。今岡氏には1軍と2軍を行き来した時代があり、05年、優勝に導いた岡田監督の印象は「2軍監督のイメージが強い」と言う。

 そして2軍監督時代の岡田氏にもらった「金言」を振り返った(4月24日付け投稿回)。

 例えば、バントを失敗して2軍行きとなった際、ひとしきりバント練習に励めばいいのかと思っていたところ、岡田2軍監督は、

「2軍行く時に、バントを練習して来いって言われたやろ。でも、お前は元来、そうじゃない。お前はバットで飯食うんだぜ」

「この世界でお前が生きるタイプはバットだろうと…」と中西氏が促すと、今岡氏は「それを間違えるなよということを…ハッとして。そうやった、オレはバッティングや!」と、気付かされたのだと回顧した。

 その結果が05年の打点王に繋がったのだ。指揮官の言葉がどれだけ今岡氏の心の励みになり、また虎ファンを歓喜させたことか。

 今季限りでの辞任を矢野耀大監督が発表している阪神に、「岡田再登板」を願う声が出ているのもうなずける話である。

(所ひで/ユーチューブライター)

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