3月28日【金】~4月2日【水】の「平和島一般戦」は井口佳典、湯川浩司、濱野谷憲吾、寺田祥らが参戦する超豪華布陣だが、高配当一発、徳島の興津藍を狙いたい。
何しろ興津は新期11月から絶好調。3月15日まで67走して1着28本、2着11本。1着率41.8%、2連対率58.2%の航跡を残してきた。勝率7.69。この数字は今期A1級の9位に匹敵する高水準である。
しかも配当がダテではなかった。例えば1月23日の浜名湖周年第4R、2コースからコンマ02で飛び出し、柳生泰二を差し切ったレースは、桐生順平、濱野谷、佐々木康幸らが着外に消えて3連単5万3380円の大波乱だった。
さらに2月9日の四国地区選第12R。5コースから森高一真、田村隆信らを差したレースも、2番人気の田村が2着、1番人気のイン・森高が3着で3連単1万2220円の高配当。
この四国地区選は8走して1着6本、2着1本、3着1本のオール3連対。最終日は軽快に逃げて優勝ゴールを駆け抜けた。
平和島に登場するのは一昨年7月以来、1年8カ月ぶりだが、ここは決して不得手な水面ではない。前回は1着3本。優勝戦にコマを進めて重野哲之の2着に入った。今回も必ず穴党の期待に応えるだろう。
なお、興津の次走は4月10日~14日の「多摩川一般戦」となっている。
◆ボートレース評論家・水上 周
◆アサヒ芸能3/25発売(4/3号)より