20年11月に放送された「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦」(テレビ東京系)で遺恨が生じた安藤美姫と太川陽介。自身の提案をあっさりと却下した太川の態度に安藤は腹を立て、ぶんむくれる様子が放送されると「放送事故ではないのか」「安藤も太川もめちゃ怒ってる」との声が上がった。
そんな安藤が再び「陣取り合戦」に参戦すると、誰が思っただろうか。
6月29日の「水バラ」(テレビ東京系)で放送された第8弾に、河合郁人チームとして出演。前回はチームメンバーだったが、今回は敵として太川の前に立ちはだかったのである。
熱い遺恨バトルが繰り広げられるものと視聴者は期待したが、安藤と太川はオープニングトークで不仲説を一蹴。太川が「言っときますけど僕たちは…」と話すと、続けて安藤が「仲良しです」とアピールしたのだ。
ところが安藤は「仲良しです」が最後までしっかり言えず、噛んでしまった。これには「やっぱり不仲なんだな」「死んでも仲良しなんて言いたくないんだろうな」との憶測が上がることに。テレビ誌記者が言う。
「仲良しを装う2人ですが、実際は違うでしょう。安藤は太川を全く許していないんだなと感じさせました。太川に勝とうと、あらゆる手を尽くしてきたからです」
安藤は手始めに「陣取り合戦」の過去の放送をチェック。太川の考え方や行動パターンを研究してきたという。テレビ誌記者が続ける。
「これまでの出演者の中に、ここまでしてきた人は1人もいません。さらに安藤は前回、ご飯を食べる時間がなかったからということで、バスの中で食べるお菓子を大量に用意してきたんです。『ご飯を食べている暇なんてない。意地でも太川に勝ちたい』という思いが伝わってきて、背筋が寒くなりましたよ」
道中ではリーダーの河合郁人に代わって、チームの指揮を執る場面も。これも「太川憎し」の表れなのか…。
そんな遺恨バトルは引き分けに終わり、安藤はリベンジを果たすことができなかった。
今度は「バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅」や「路線バスで鬼ごっこ」で太川と対戦してほしい。