日本ハムの新庄剛志監督が来シーズンも指揮を執ると「スポーツ報知」が報じた。8月9日の西武戦後、BIGBOSSは来季の契約についてはまだ話していないとしたが、続投は既定路線となった。
就任1年目の今シーズンは、2月のキャンプでポジションをシャッフルするなど、大胆な構造改革に取り組んだ。伸び悩む清宮幸太郎にはチャンスを与え続けるなど、現有戦力の底上げに注力。チームの顔として広報、プロモーションにも力を発揮した。
新庄監督は「個人個人を成長させて(監督業を)卒業したい」と話し、公式Instagramでは、球団が手腕を評価していることに「嬉しいですが、残り試合の選手の成長によっては、来年監督続投はまだ未定です!」としている。球団OBが言うには、
「来年は新球場のエスコンフィールド北海道が開業。球団側からの要望を他の11球団とNPB(日本野球機構)が飲む形で、日本ハムの本拠地開幕戦だけ、他球団より1日早く実施することも決まった。新球場をBIGBOSSに存分にPRしてほしい球団の思惑が透けて見えるね。一方で新庄監督は、本気で優勝を目指している。自分の野球人生を懸けているようにも見える」
チームもBIGBOSSも「勝負は来年」といったところなのである。