芸能

「80年代アイドルBIG3」波乱万丈のアラ還ライフ秘話(2)中森明菜が復帰への道に至った理由

 活動休止状態にあった5年間で、どんな日々を過ごしていたのか。芸能プロ関係者が語る。

「ほとんど家から出ることなく静養しているそうです。コロナ禍前にしても、世田谷区の行きつけのレストランで何度か目撃しました。が、いつも気分転換を兼ねてか、1人きりでしたね」

 新たなオフィシャルサイトとツイッターのアイコンでは、日差しが差し込んだ部屋で、花柄模様の紺のニット姿の明菜が満面の笑みを浮かべている近影が使われていた。

 それだけでも、健康面の回復が窺えるが、気になるのは、収入源だろう。芸能デスクが解説する。

「印税とファンクラブの会費以外では、タイアップキャラクターを務めるパチンコ台関連が大きい。『CR中森明菜・歌姫伝説』シリーズは、芸能人のパチンコ機種で断トツ人気。15年以上、根強いファンに支えられています」

 復帰後はパチンコ台を制作する会社がバックアップするという声も聞こえてくるが、芸能プロ関係者はこう先読みする。

「休止期間が長すぎて、いわゆるタニマチ的な存在はだいぶ離れました。しかし、昔から明菜には鋭い動物的なカンがあり、再始動すれば、明菜の名前に惹かれて、バックアップするところが必ず現れると思っているはずです」

 圧倒的な歌唱力とカリスマ性でファンや支援者の心を鷲掴みにする一方、妬み嫉みが渦巻く芸能界で“足かせ”もあった。だが、それがなくなったことも動き出した要因の一つだという。

「芸能界で顔役のある人物に、陰険な嫌がらせをされていました。先に明菜のツアーの会場が決まっていたのに、『明菜が使うなら、今後は一切、そちらの会場は使わない』と、会場側に圧力をかけられ、変更を余儀なくされたことも。当然、逆らうことはできず、心労が絶えなかった。ただ、その人物の影響力が弱まったことで、明菜の始動に追い風となっています」(芸能プロ関係者)

 となれば、注目は復活の時期だ。芸能評論家の平田昇二氏はこう見る。

「最有力はNHK紅白歌合戦ですね。昨年は過去最低視聴率に沈み、局内では若者の視聴者に媚びるのではなく、昔の紅白に戻そうという意見が出ています。そこで、デビュー30周年の大黒摩季(52)、35周年の工藤静香(52)、40周年の小泉今日子(56)のアニバーサリー歌手に加え、純烈&ダチョウ倶楽部のコラボユニットが猿岩石の『白い雲のように』をカバーリリースしているので、ゲストに有吉弘行(48)を呼びたいところ。そして、最大の目玉が明菜。本人にとっても大々的に復活を宣言する場になり、可能性は高い」

 実現すれば、8年ぶりのこと。当時はニューヨークから生中継で出演。今回も同様にアメリカからの出演が有力で、移住説も浮上している。

「レコーディングなどでたびたび渡米していますが、特にロサンゼルスがお気に入りなんです。復活しても東京に住んでいれば、騒がれるのは必至。以前から周囲に、『ロスに住んでみたい』と話していたこともあり、ノビノビとした空気のもと、自分のペースで仕事をするために、ロス移住に前向きだと言われてます」(スポーツ紙記者)

 どこを拠点にしても、歌姫の独特なハスキーボイスが待ち遠しいかぎりだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
巨人・坂本勇人「2億4000万円申告漏れ」発覚で「もう代役・中山礼都の成長に期待するしかない」
5
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」