ドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)は、回を重ねるごとに好調さを増した、近年では貴重なドラマだ。
主人公・竹内涼真の人気はテッパンとして、最終回(9月29日)の視聴率に大きく貢献すると思われるのが、香川照之である。あの「性加害スキャンダル」報道を受けて、ほぼ全ての仕事を降板。
「六本木クラス」が最後の仕事になりうると囁かれる中、このドラマの本家本元である韓国ドラマ「梨泰院クラス」で、香川演じる悪役の会長役チャン・デヒにも耳目が集まった。
チャンといえば、韓国映画やドラマでは欠かせない名俳優。香川の悪役はその演技に迫り、「いつか香川との共演が見たかった」という惜別の声が上がったほどだ。
その代わりといってはなんだが、「六本木」と「梨泰院」の主題歌コラボが話題となっている。
「六本木」の主題歌を担当した日本の音楽グループTHE BEAT GARDENと、「梨泰院」を担当した韓国歌手Gaho。YouTubeで2人が歌う姿に「やっぱりこのドラマはどちらも名作」という評価が上がる。
名作には名曲あり。とはいえ、やはり香川とチャンのコラボは、夢の、あるいは幻の…となるのだろうが…。