阪神の藤浪晋太郎が、早ければ今シーズンオフにもポスティングシステムで米大リーグに挑戦することが判明した。
9月28日、神宮球場でのヤクルト戦試合前に取材に応じると「個人としてチャレンジさせていただきたいと、球団に話していた」「若いうちに挑戦したい」と希望を語った。同日には球団幹部もこれを認めたが、藤浪を巡っては球団内でも「甘やかせすぎやろ」と厳しい目が向けられている。球団関係者が嘆く。
「大阪桐蔭高校で甲子園春夏連覇を達成した、ドラフト1位投手。とにかく藤浪の希望は、超法規的措置でかなえていました。つとに有名なのは、高卒選手は5年間、寮生活を送らなければいけないところ、本人たっての希望で『繰り上げ退寮』を認めた一件。直後から年上の、在阪テレビ局の人気女子アナの職場近くのタワーマンションに住居を構えては、入れあげる姿を関係者が何度も目撃。それとともに、成績も振るわなくなった。今回もまた、大した成績を残しているわけでも、チームが優勝したわけでもないのに、個人のわがままを通していいのか、という指摘が多い」
ただ、ドラフト1位の人気選手を無下にした場合は今後、アマチュア球界から阪神が相手にされなくなる危険性もある。球団はまたもや、藤浪に振り回されることになるのか。