ここへ来てミサイルを連発させ、10月4日には2017年9月以来、5年ぶりに日本上空を横切り太平洋に着弾する弾道ミサイルを発射。早朝から列島を震撼させた北朝鮮だが、先ごろ海外メディアにより報じられたある映像が注目を浴びている。
「9月8日に北朝鮮の『建国』74周年を記念して平壌で開かれた祝賀行事の映像に、金正恩総書記の娘らしき人物が映っているといいます。その少女があまりに可愛らしく、SNS上でも話題になっているんです」(ネットウオッチャー)
映像では舞台上で北朝鮮の旗を持った子供たちが合唱し、その中でピンクのワンピースを着た、10歳前後とみられる一人の少女が、何度もクローズアップされる。その間、満面の笑みを浮かべながら舞台に見入る金総書記と妻の李雪主氏が映し出され、この少女が特別扱いされているのと同時に、あたかも金総書記と何らかの関係があることを印象付ける内容になっているのだ。
「英紙『デイリーメール』や中国マスコミは、この少女が金総書記の第2子『ジュエ』であると指摘していますが、韓国統一部ではこの報道について『確認できない』として、娘を公に晒すこと自体に疑問を呈しています。ただ、金総書記には10年、13年、17年ごろにもうけた3人の子供がいるとされ、映像の少女と真ん中の子が年齢的に一致する。断定はできませんが、昨今は人民生活向上とオープンな姿をアピールする傾向がある金総書記だけに、家族を公開する可能性があるとの指摘もあります」(政治ジャーナリスト)
日本のSNSなどではこの少女について《アイドルでも通じる可愛さ》《一人だけ真っ当な顔をしてる》《金正恩のニヤケようを見る限り実の娘ではないか》《本当の娘なら正恩の急所なんだろうな》などといった声も出ているが、真相やいかに。