ドイツに続き、スペインも撃破し、優勝候補2カ国を抑え、グループリーグを首位で突破したサッカー日本代表。12月2日のスペイン戦は早朝4時のキックオフのため録画をして見るという人もいたが、初戦のドイツ戦と敗れた2戦目のコスタリカ戦はリアルタイムで観戦した人が多かったはずだ。
W杯が始まってから世間はこの話題で一色だが、なかには無関心を貫く人も。代表的なのが「スポーツ全般に興味がない」とかねて公言している社会学者の古市憲寿氏。ドイツ戦の模様を伝えた11月24日放送の「めざまし8」(フジテレビ系)では放送開始から約50分沈黙し、26日放送の「中居正広のキャスターな会」(テレビ朝日系)では「知ってました?試合があるって」との“古市節”でスタジオの共演者たちを唖然とさせている。
だが、“W杯見ない派”は彼に限ったことではない。タレントとしても活躍する艶女優の三上悠亜は、11月26日に都内で行われたイベントでW杯の感想を求められるも「見ていなくて…」と申し訳なさげにコメント。また、21日放送のバラエティ「キョコロヒー」(テレビ朝日)では、サッカーに興味がないヒコロヒーと日向坂46・齊藤京子に対し、”サッカー解説者アイドル”として人気急上昇中の同じ日向坂の影山優佳、さらにサッカー好きで知られる「霜降り明星」のせいやが、魅力や面白さについて力説するも、2人の心に響いている様子は見られなかった。
「五輪と並ぶ世界的なスポーツイベントとはいえ、古市氏も番組で語っていたように、少なくとも世界中で30億人は見ていません。別に興味がなかったとしても決してマイノリティーではない。多くの芸能人が便乗してコメントを出す中、テレビやイベントでも迎合しないのは逆に潔さを感じますけどね」(スポーツ紙デスク)
にわかファン化する有名人に批判が多いのも事実。少なくとも、“興味ない派”の彼らは、これを理由に炎上することはなさそうだ。