「会員制の高級ラウンジ」という夜の店をご存知だろうか。キャバ店や銀座のクラブなどとは違い、会員のみが入れるラウンジのことである。
主に東京・港区内に店を構えており、在籍するキャストは女子大生がメインだという。そして実は、新たな「パパ活の出会いの場」として人気を集めているのだ。
そんな会員制ラウンジの会員だという都内の会社員男性に、会員制ラウンジと一般的な夜の店との違いやメリットについて聞いた。
「キャバ店や高級クラブとの違いは、キャストの出勤制度ですね。一般的な水商売は本職として働き、出勤も週に3~5日と、レギュラー出勤する子が多い。会員制ラウンジのキャストは登録制で、常に違う女の子と出会うことができます。クラブと違って指名制ではないので、出会い目的で働いている女子大生が多いですね」
その主な目的はというと、情事の相手探し、パパ探し、また純粋に恋人を探しに来ているキャストも多いのだとか。また、クラブとは違って指名して通う必要もないので、わざわざ大金を掛けてくどく必要もない。料金は1セット3万円程度で、気軽に出会いを探せるのが魅力だという。パパ活アプリに比べるとややコスパは劣るが、実際に顔を見た上で交渉ができる点も良いのだそうだ。
財布に余裕のある男性にとってはお得感のある会員制ラウンジだが、注意しなければいけない点もある、と男性は言う。
「中には風俗営業の届け出を出していなかったり、深夜1時以降も営業している店もあります。実際に摘発された法律違反のラウンジもありますね」
法律違反の営業は論外だが、新たな出会いの場として注目される夜の遊び場とも言えそうだ。