新型コロナによる不況のアオリでパパ活女子が増えたことにより、パパ活市場では「下落」が進んでいる。「相場」が下がったことにより、いわゆる「港区女子」のような玄人感のある女性ではなく、より素人感の強い女性の人気が高まっているのだ。
かつてのパパ活は、素人女子を求めるのであればパパ活アプリ、港区女子と出会いたければ交際クラブで探すのが一般的だった。
交際クラブは、高額な会員費を支払った男性会員のみが入会できる、いわばパパ活女子とハイスペックな男性を結び付ける紹介所のようなもの。以前はCAやグラドルなど、ステータスの高い女性と出会えることで知られていたが、
「ここ最近は交際クラブといっても、女性の系統が変わってきた」
と証言するのは、都内の交際クラブに入会する会社役員の男性だ。
「以前は、最低でも『オトナ10』(大人のお付き合いアリで10万円)以上のハイクラスな女性しか入会できなかったのですが、最近は不況や物価高騰によって、男性会員が激減しています。そこでクラブ側が、女性会員の入会合格レベルを大幅に下げた。マニア男性の嗜好に特化したぽっちゃり系や、ちょいブスな女性会員も増えました。料金は『オトナ2~3』と激安なので、風俗に行ってハズレを引くよりはいいかなと思います。なにより素人ですしね」
女性のレベルを下げたことで、今では高級交際クラブの面影はほとんどなくなったという。だが、パパ活狩りや性感染症のリスクを考えると、パパ活アプリやSNSで探すよりも安全性が高いといえるのだろう。こうした変化も、素人パパ活女子の需要が増える一因となっているのだ。