フジテレビの永島優美アナが3月いっぱいで情報番組「めざまし8」を降板することになった件が、波紋を広げている。
永島アナは、加藤綾子のあとを引き継いだ「めざましテレビ」の司会を卒業後、21年3月末にスタートした「めざまし8」のメインに就任。谷原章介と2年間にわたり、進行を担当してきた。テレビ関係者が語る。
「最近の『めざまし8』の視聴率は、好調時に比べてジリジリと下がり始め、同じ時間帯の民放番組でトップをいく『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)との差は開くばかり。そのため、マンネリ化を打破する意味でも、司会の交代は得策だと思います。問題は、永島アナよりも、たびたび発言が物議を醸している谷原を交代させるべきではないか、という指摘があることですね」
永島アナが「めざまし8」を担当して、まだ2年。早すぎる降板に疑問の声が上がるのも頷ける。テレビ関係者が続ける。
「降板を発表した1月24日の放送では、その理由に触れて『入社10年目という節目』『アナウンサーとして新しいことに挑戦していきたい』としていることから、フリーに転身するのではないか、と勘繰る向きもある。21年3月にフジテレビ制作局の先輩社員と結婚していることで、既婚の女子アナに『妊活したい』と打ち明けている、との情報もありますね。いずれにしても、今後の『めざまし8』の先行きが気がかりです」
後日発表される後任の人選しだいでは、一気に番組存続の危機に見舞われないとも限らないのだ。