2月17日から始まったワールドベースボールクラシック(WBC)侍ジャパンの宮崎キャンプで、緊急事態発生。報道陣、関係者らが毎日のように使用する憩いの場所で、大物評論家の「無銭飲食」疑惑が浮上しているのだ。
選手たちが練習するサンマリンスタジアム宮崎の三塁ベンチ奥では練習日に限り、午前11時から食堂がオープンしている。
「メニューは毎日2種類で、ひとつはカレーやハヤシライスなど。もうひとつはチキン南蛮やうどんといった料理だ。1食1000円と都心のランチ並みの価格で、利用した地元メディアは『足元を見るにもほどがある。相場の倍額を取ってるね』とアキレていました」(テレビ局スタッフ)
周囲にはうどん店やコンビニ、出店もあることはあるが、往復する時間や並ぶことを考えれば、手間を省けるメリットもある。ところが、
「キャンプ第1クールでの出来事です。パ・リーグやメジャーリーグで活躍し、WBCにも主力選手として参加した有名野球評論家が、テレビ局スタッフを引き連れて来店。美味しそうに昼食を食べていたのですが、その後、1杯100円のホットコーヒーを手を取ると、そのまま支払いをせずに退店したのです。スタッフも気付いていなかったようで、後日支払っていなければ、完全に無銭飲食です」(侍ジャパン関係者)
ただ、100円は店員に渡すのではなく、コーヒーメーカーの横に置かれた紙コップの中に代金を入れる形式だったため、この評論家が見落とした可能性も考えられる。あれから球場で見かけることはないが、はたして支払いは済ませたのだろうか。