なんとしてもV奪還を狙う巨人が、早くもトレードを画策している、との情報が出ている。パ・リーグの球団幹部によれば、
「巨人は昨年、投手陣が崩壊してしまったことで優勝を逃した。原辰徳監督はエースの菅野智之だけに頼らず、助っ人外国人投手や若手にまで目を向けて、後釜探しに必死だった」
ところが実戦練習やオープン戦に入ると、期待の新顔が次々と炎上。いても立ってもいられない原監督が下したのは「まともな投手をトレードで取ってこい!」という緊急指令だった。
幸いにも、交換要員は豊富にいる。
「巨人は今、若手内野手がかなり余っている状況です。そのため、余剰戦力で複数トレードを仕掛けることが可能です。まずは3月末の開幕までに1件のトレードを成立させようと、球団幹部の陣頭指揮のもと、スカウトが必死に目を凝らして、他球団の投手陣をあさっています」(球団関係者)
V逸が続く原監督にとっても、今年は正念場だ。
「勝たなければ自身のクビが飛ぶことを覚悟しているようです。だからこそ、編成担当への注文は、昨年オフからすさまじく要求が高い。余裕のなさを感じます」(前出・球団関係者)
はたして原監督のおメガネにかなう投手を探し当てることはできるのか。