Snow Manの目黒蓮が3月28日、都内で行われた主演映画「わたしの幸せな結婚」の大ヒット御礼舞台挨拶に今田美桜、渡邊圭祐、大西流星とともに登壇した。
同作は顎木(あぎとぎ)あくみ氏の同名小説が原作。大正ロマンを思わせる架空の世界を舞台に、心を閉ざしたエリート軍人(目黒)と、家族に虐げられて育った少女(今田)によるラブストーリーだ。
公開12日間で観客動員数100万人突破、興行収入13億円を記録した。主演の目黒は「自分たちが積み重ねてきた作品がひとりでも多くの皆さんに届いたと思えて、すごく嬉しいです」と喜びを語っていた。エンタメ誌ライターによれば、
「全国映画動員ランキング(興行通信社)では、同時期に公開された『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』、庵野秀明監督・脚本の『シン・仮面ライダー』を上回って1位を獲得。強敵を押しのけてのトップは、予想外の大ヒットです。2週目は『ドラえもん』に抜き返されたものの、2位をキープしています」
ここで思い出されるのが、ジャニーズ事務所の先輩・木村拓哉の主演映画「レジェンド&バタフライ」(1月27日公開)だ。公開前に木村がテレビ各局をハシゴして宣伝活動に注力し、昨年11月の「ぎふ信長まつり」ではキムタク見たさに46万人が集まったことが大きなニュースとなった。
「これは公開9日間で動員83万人超、興行収入は10億円以上。『わた婚』といい勝負なんです」
とは前出のエンタメ誌ライターの弁だ。続けて、
「これだけだと昨年出演したドラマ『silent』(フジテレビ系)が大ヒットし、NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』にも出演した目黒の人気が凄いで終わるのですが、『レジェバタ』は総製作費20億円の超大作で、黒字化できるか微妙と言われています。一方、『わた婚』はそこまで製作費がかかっているわけではなく、収益という点では『レジェバタ』を凌駕していることになります」
目黒おそるべし、というところだが、キムタクのメンツは丸潰れ!?
(鈴木十朗)