EXILEのATSUSHIがYouTubeを始動させたのは、世の中がコロナ禍に見舞われ、コンサートなどが軒並み中止になった20年だ。チャンネル名を〈Bar ATUSHI〉とし、視聴者からの質問に答えたり、同じくEXILEのボーカルTAKAHIROを招くなど、トークをメインに展開した。
その後、〈EXILE ATSUSHI スナちゃんTV〉にタイトルを変えると、他のアーティストのカバー動画を投稿したり、とんねるずの木梨憲武や人気YouTuberラファエルとコラボしてみたりと、中身も様変わり。ある時は自身の金髪を自らの手で赤髪に染めてみる、といった試みにも挑んできた。
そして今また、2度目のリニューアル宣言を行ったのである。4月7日の投稿で、ATSUSHIはこう言った。
「ツアーがあったりとか新曲とかで、やらなきゃいけないことがいっぱいあるので、昔から歌ってきた有名な人たちの歌をピアノ、もしくはギターでアコースティックにして歌っていく。懐かしく思ってくれる人もいると思うし、若い人は知らない曲もあると思うので、新曲の気持ちで聴けるじゃん」
思い起こせば20年3月13日、Official髭男dismの2作目のシングル「Pretendar」を、酔いに任せたATUSHIがカラオケ店で熱唱する動画の視聴回数は、1149万回超えを記録した。
今回のリニューアルは、視聴者のニーズにガッチリと合いそうだ。
(所ひで/ユーチューブライター)