4月12日放送の情報番組「ミヤネ屋」(日本テレビ系)が「飲食店の独自ルール」が激増中だとのニュースを扱い、視聴者の間で大反響を起こした。
他人の料理を勝手につまむ子供を見て見ぬフリをする親や、店内やソファの上を走り回る子供を無視し、おしゃべりに夢中になって注意しない親などがひっきりなしに訪れるため、「子連れ禁止」を決断した店を紹介。また、注文したものが届いても4分間近く食べ始めない客に憤慨し「スマホ禁止」を打ち出したラーメン店が紹介された。
これに賛否両論が飛び交い、大論争が勃発したのだ。テレビ関係者が語る。
「入店禁止にしたことで、マナーのいい子連れ客がトバッチリを受ける、との不満が噴出した。そもそも親がきちんとしつけていれば、こうした事態にはならない、という指摘もあります。確かに最近は子連れで飲食できる店が減る傾向にあることから、禁止への動きに反対の声が出るのは理解できますが、一部であっても非常識な家族がなくならない以上、こうした動きは続くでしょうね」
時に子供を連れて居酒屋を訪れ、じっと座っていられない子供をなだめるために、持ち込んだ菓子やジュースを堂々とテーブルの上に置いて、お茶の間のように振る舞う親も見かける。他の客のことを考えれば、店側も苦渋の選択なのだろう。
(ケン高田)