メジャー移籍1年目にして大活躍中のレッドソックス・吉田正尚。先ごろ、ア・リーグの週間MVP(5月1~7日)に初選出され、同期間中は25打数12安打、打率4割8分、2本塁打、8打点だった。
そんな吉田について、かつてオリックスでチームメートだった糸井嘉男氏が5月13日放送の「せやねん!」(MBSテレビ)で語っている。吉田を「まるでロボット」と表現した糸井氏は、
「初対戦が多い中で、初見(の投手)を全部打つ。普通、データを見て球筋を感じながら対応するんですけど。WBCでもどんなピッチャーにも対応してましたよね」
初対戦の投手に対するアジャスト能力を称賛したのだ。
プライベートに話が及ぶと、吉田はとにかく「サプリメントオタク」だそうで、手のひらに山盛りにして飲むという。その中身を本人に聞いたところ「目のサプリ」という答えが返ってきたそうで、具体的には目と関節を主体に、あれこれ混ぜながら摂取していたのだとか。
オリックス時代から三振の少なさに定評のあった吉田だけに、動体視力を重視しているのかもしれない。
(鈴木十朗)