プロ野球マイナビオールスターゲーム2023(7月19日=バンテリンドームナゴヤ、20日=マツダスタジアム)の第4回ファン投票中間発表で、阪神タイガースの選手が8人、選出圏内に入った。
セ・リーグ先発投手部門では、前日まで2位だった「虎の村神様」こと村上頌樹が2万7694票で、巨人・戸郷翔征の2万6184票を1510票、上回った。
また、セ三塁手部門で2位だった佐藤輝明も、4万9534票でDeNA・宮崎敏郎の4万8351票を1183票上回って、トップに浮上。さらに外野手部門では、前日4位だったノイジーが4万506票でDeNA・佐野恵太を逆転し、選出圏内の3位に浮上している。
阪神の選出圏内選手は、前日までのトップをキープした中継ぎ投手の岩崎優、一塁手の大山悠輔、二塁手の中野拓夢、遊撃手の木浪聖也、外野手の近本光司を含め、8人に激増。抑え投手では湯浅京己が2位、捕手では梅野隆太郎が3位、坂本誠志郎が4位と、こちらも今後の成績次第では順位を上げる可能性がある。スポーツ紙デスクが解説する。
「阪神は5月25日、大山の本塁打や佐藤の走者一掃3点適時2塁打で延長10回、ヤクルトに劇的勝利。4カード連続勝ち越しで、2位DeNAとのゲーム差は4に広がりました。ここ13試合で12勝と、勢いが止まりません。こうしたチームの絶好調ぶりが、ファンの投票行動を加速させているのでしょう」
今年はタテジマ勢のオールスタージャックが見られそうだ。
(石見剣)